2012年08月15日

トムラウシを目指しては見たものの・・・

8月12日、トムラウシを目指して天人峡登山口より入山しました。
天気は上々、すぐに汗が吹き出す中一人黙々と歩き続けます。せっかくの夏休み、やっぱり山に入りました。
予報では12日は晴れ、13日は雨。
14日に予定があったので、2日間で近場から入山、下山できる縦走路を探したのですが見当たらなく、また、今年から天人峡にいく公共のバスも廃線となった様で、車での移動となりました。

登山口.JPG

一応トムラウシを目指してはいましたが、はたしてたどり着けるのか?
往復40kmくらいは有りそう、2日間で歩けるのか?2日目は天気も悪そう。
無理せずまずは化雲岳を登頂しヒサゴ沼を目指し、あわよくばトムラウシ制覇を目論むこととします。

羽衣の滝.JPG

旭岳.JPG

天人峡に向かう公共のバスが廃線になった為か、あまり登山道は整備されていません。
笹が登山道を覆い被さるようにふさいでいる所が幾つも有り、また登山道を示す目印もほとんど無く、さらに地形的に仕方ないのでしょうが、ドロドロの田んぼ状態や大きな水たまりがあったりと、とにかく歩きにくい、心が折れそうになる道がかなり長く続きます。
天気のいい12日でも道は悪い、帰りの13日に至っては川の中を歩いている様なものでした。
途中、第一公園での木道と景色は別格でしたが。

田んぼ道.JPG

ヒサゴ沼.JPG

結局初日は15時頃に匕サゴ沼に到着、約8時間かかった事になります。
この時点でトムラウシ登頂はやっぱり断念。
早々に幕営の準備をしてテントに潜り込みます。

匕サゴ沼には避難小屋の他、トイレも有るので快適なキャンプ地です。
その名の通り沼が有り、直ぐ近くに雪渓も有るので水に困る事も有りません。
残念なのは谷地なので携帯(au)が圏外な事。
それを除けばロケーション、設備ともに申し分無い野営地です。

朝焼け.JPG


さすが夏休み時期、7〜8張りのテントが設営され、避難小屋にも沢山の人がいる様です。
中にはツアー登山と見られるおばさまたちのグループも見られます。
さすが全国区人気の山だけは有る様です。

13日、予報では早い時間から雨が降り出すとの事。
日程的にも天候的にも体力的にもトムラウシは無理ときっぱりと諦め5時前にはキャンプ地を後にし帰路につきます。
出発時点ではまだ雨は降っていなかったのですが、30分も経たずに降り出し結局下山まで降りっぱなしでした。

雨は時より強く降ったりはしましたが、それほど風が強い訳でも無く、また天人峡に向かう方向は追い風となるので、風はほとんど気になりませんでした。
雨の中悪路を突き進みます。
帰りは下りに加え、雨模様ですので大きな休憩も取らず、とにかく歩く、歩く。

第一公園の木道ではスリップに気を付けながら小走りしたりして、11時半頃には無事天人峡にたどり着きました。
結局2日間で約30kmを歩いた事になります。
正直、疲れた・・・。
距離もそうですが道が悪いので精神的にキツい登山でした。
でも、大雪山連峰と言われる山並みはすばらしい景色です。
化雲岳から見る忠別岳方面の山並みは疲れも吹っ飛ぶ雄大さです。
こうゆう風景を見ると「ウィルダネス」と言う言葉を思い浮かべます。

ウィルダネス.JPG

今回とっても役立ったアイテムがストック(ポールと言うのか?)。
通常の歩きでは登りでも下りでもストックを突く事によって歩く事が楽になります。
あくまでも足腰の負担を軽減するのが目的だと思っていました。
でも今回の悪路、ストックが有る事で「歩く」と言う基本動作が非常に楽に、安全に行う事ができました。
もしストックがなかったら時間ももっとかかったでしょうし、もっと疲れたと思います。

LEKI MAKALU CARBO ANTISHOC.JPG

くるぶし以上の深い水たまりを歩くとき、足元を探りながら体が斜めな状態をストックで支えて歩くなんて芸当ができたし、笹が覆い被さって足元が見えない所をストックでかき分けながら歩く、ぬかるみに足を取られ転びそうになるのを持ち応えと、かなり助けられました。

水たまり.JPG


このポール、3年前位に海外通販で安売りしていたのを他の物のついで買いした物です。
しばらく日の目を見ずにいたのですが、今年大活躍です。
妻の分も有るのですが、それはまだタグが付いたまま眠ってます。

さすがにふくらはぎが筋肉痛です。
下山直後は「もうしばらくは登山はいらない」なんて思っていたのに、次はどこに行こうか今は思案中です。
posted by 石川やあこふ at 18:02| Comment(0) | 2012 Camp | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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