2019年06月16日

奈良に小旅行 〜 鑑真和上に会いに行く

2006年夏、北海道立近代美術館にて「国宝 鑑真
和上展」と題する展覧会が開催されていました。
当時、宗教や仏像、歴史にもさほど興味がなかった
けれど、なぜかその展覧会を観にいった。

詳しい展示内容はもう覚えてはいない。

ただ「鑑真和上像」のお姿だけは強烈に覚えてい
る。

それまでオーラを感じるとか、素晴らしい芸術作
品に触れて感動に打ち震えるとか、そんな経験は
一度もしたことはない。

だけど、「鑑真和上像」を観た時だけは本当に感
動とまさに「オーラ」を感じて、その場をなかな
か離れることができなかったことだけは覚えてい
る。

それから十余年、たまに思い出してはもう一度あ
のお姿を拝見したいと思っていました。

開山忌に合わせて3日間だけ御開扉されることを
知り、奈良まで行ってきました。


計画を立て、ホテルや飛行機を予約したのは3月。
6月になり、いざ出発が近づくと仕事が立て込んでい
てかなり忙しい。
本当に行ってしまっていいのかと自問したけど、後の
ことは任せて出発です。

いつもの通り車で新千歳空港まで移動、LCCで関空へ。
せっかく関西に来たのだからと、「太陽の塔」を観に
大阪万博記念公園まで足を伸ばします。

太陽の塔.jpg

1970年に開催された大阪万博。
当時小学生だったので、テレビで伝えられた「月の石」
の公開とか岡本太郎が制作した「太陽の塔」とか、そ
の程度の知識しかありません。

でも、当時日本中が湧いた一大イベントだったことは
覚えています。

最近、耐震工事がなされて内部の一般公開が始まった
ことを知り、ぜひ観てみたいを思っていました。

完全予約制、入場制限を設けての公開。

鬼才岡本太郎の世界が垣間見られる。
写真撮影は内部の一部エリアだけで可能。
館内全てが芸術作品と捉えれば当然か!

太陽の塔2.jpg

自分へのお土産として、太陽の塔のフィギアも購入。

長年の夢がかなってとっても満足。

2日目、いよいよ鑑真和上様に会いに行きます。
前日の好天、蒸し暑さからは打って変わって朝から
雨。
時折ドジャ降りの中、目指すは唐招提寺。
開館間もない時間からか、拝観者はまばら。

唐招提寺.jpg

国宝の金堂の中の盧舎那仏坐像を始め、たくさんの
仏像が祀られています。
その厳かな姿に思わず感動、見入ってしまいます。

そしてお目当の鑑真和上像へ。
ここからは言葉には言い表せない感動、感激、そし
て心が洗われていくような安らかな気持ちへ。

お姿を拝観させていただき、まさに至福、願いが叶
った瞬間。
なんかオーバーな、芝居がかった表現ですが、素直
な気持ちです。

ゆっくり、じっくりそのお姿を拝観させていただき、
土砂降りの雨の中唐招提寺を後にし、薬師寺へと向
かいました。

この後は薬師寺、興福寺、東大寺、春日大社、他色
々奈良の神社仏閣を2日間かけて巡る。
1日2万歩前後を歩いて、夕方にはヘトヘトになる2
日間。

薬師寺.jpg

興福寺.jpg

薬師寺西塔.jpg

春日大社.jpg

幸か不幸か雨模様や曇天のため気温が低めで、北海
道人には過ごしやすい気温でした。

長年の夢だった鑑真和上様に再会でき、古都を巡る
旅ができて妻と二人とっても満足&至福の時を過ご
すことができました。

法隆寺.jpg

修学旅行以来の奈良。
お馬鹿な高校生の時には何も感じなかったけど、こ
の年になって改めて巡ってみると、古き日本の良さ
がわかるものです。

奈良公園や春日大社といった有名どころには外国人
の方々がたくさんいらしていて、ワイワイガヤガヤ
と写真を撮りまくっているけど、拝観料を払って一
歩中に入ると外の喧騒から一変、静寂の中日本の歴
史の深みを感じられてとってもいい。

北海道は移住者の土地。
自然が豊かで食べ物も美味しいけど、歴史はない。
そんな土地で生まれ育った者には、歴史ある古都に
は感動のタネが尽きません。

3泊4日の短い旅でしたが、とってもいい思いをさ
せてもらいました。

次は夏休み、あの神社を狙っています。

posted by 石川やあこふ at 12:00| Comment(0) | 旅・弾丸ツアー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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